政治資金関係申請・届出オンラインシステム

補助簿を使用する方法

補助簿は、会計帳簿が収入簿と支出簿の様式シートごとに会計データを入力するのに対し、収入と支出それぞれ1シートに会計データを入力し、収入と支出を管理する帳簿です。会計帳簿とは別の帳簿で、補助簿に入力した収入と支出会計のデータを一括して会計帳簿に反映する機能を備えています。日々の収入や支出を補助簿へ入力し、適宜会計帳簿への反映を実施することで会計帳簿の本帳簿の部分を作成することができます。

ここでは、補助簿を使用して会計帳簿を作成する場合の基本的な手順について説明します。
より詳細な手順については以下よりご確認ください。

01.補助簿にデータを入力

日々発生する収入や支出を補助簿に入力するときの手順について説明します。
補助簿は[補助簿入力(収入)]画面[補助簿入力(支出)]画面の2つの画面から構成されており、いずれの画面でも費目に関係なく同様の方法で入力することができます。

!ポイント
補助簿へは、費目ごとに整理して入力する必要はありません。収入や支出の発生順に順次入力してください。入力したデータは費目ごとに自動で集計されます。

[メインメニュー]画面[補助簿入力(収入)]または[補助簿入力(支出)]をクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法01拡大

「項目1」欄で会計データを大きく分類する費目(「項目1」)を選択します。この操作は、どの会計データを入力する場合でも最初に行います。「項目1」は、[「項目1」欄のリストボックス]から選択します。


!ポイント

政治資金パーティー開催事業の見出しだけは、利用者が追加する操作を行ってはじめてリストボックスに表示されます。また、機関紙誌の発行事業見出しのように費目をさらに小分類できるものがあります。
詳細については「03.その他」よりご確認ください。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法02拡大

「項目1」欄で選択した分類をさらに小分類する「項目2」を選択します(「項目1」欄で選択した費目に小分類用の見出しがある場合にのみ)。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法03拡大

会計データの内訳を「明細」欄に入力します。「明細」欄は、「共通明細」欄と「収入(または、支出)明細」欄の2領域で構成されます。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法04拡大

会計データの費目に応じて、会計帳簿に記載が必要な事項を「明細」欄に入力します。「明細」欄への入力内容の詳細については以下よりご確認ください。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法05拡大

02.補助簿を会計帳簿へ反映

補助簿のデータを会計帳簿に反映し、会計帳簿の収入簿と支出簿をすべて補助簿のデータに書き換えます(上書き)。
補助簿のデータを会計帳簿のデータとして印刷する、あるいは収支報告書を作成する場合などには、事前に会計帳簿に反映することが必要です。

[メインメニュー]画面[補助簿入力(収入)]をクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法11拡大

[補助簿入力(収入)]画面の上部にある[会計帳簿シートへ反映]ボタンをクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法12拡大

エラーチェックの実行を確認するメッセージが表示されるため、[OK]ボタンをクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法13拡大

補助簿のデータが会計帳簿に反映されます。[OK]ボタンをクリック後、メニューへ戻り反映結果を確認してください。


!ポイント

[補助簿入力(収入)]画面の内容のみが会計帳簿に反映されるのではなく、[補助簿入力(収入)]画面および[補助簿入力(支出)]画面の両画面の内容が会計帳簿に反映されます。[補助簿入力(支出)]画面[会計帳簿シートへ反映]ボタンをクリックした場合も同様です。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法14拡大

03.その他

◆政治資金パーティー開催事業の見出しの追加

補助簿では、会計データの入力時に「項目1」欄と「項目2」欄の見出しを使用し、会計データを分類します。
政治資金パーティーの対価に係る収入があったときは最初に当該政治資金パーティーを「項目1」欄に追加する必要があるため、ここでは政治資金パーティー開催事業の見出しを追加する手順について説明します。

[メインメニュー]画面[補助簿設定]をクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法06拡大

画面上部の[パーティーを追加]ボタンをクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法07拡大

「政治資金パーティーの編集」ダイアログが表示されます。「パーティー名称」欄にパーティーの名称を入力後あっせん者の区分項目を追加するかを選択し、[実行]ボタンをクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法08拡大

[補助簿設定]画面には、指定した名称の見出しが追加されます。[補助簿設定]画面の上部にある[次へ]ボタンをクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法09拡大

[補助簿入力(収入)]画面の最後の行には、政治資金パーティーの概要情報を入力する行が追加されます。[補助簿入力(収入)]画面に追加された行で、「共通明細」欄を選択し、政治資金パーティーの概要情報を入力します。


!ポイント

追加された行の「摘要」欄には、追加した見出しのパーティー名称の部分が自動的に転記されます。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法10拡大

同じ行の「収入明細」欄を選択し、政治資金パーティーの概要情報を入力します。


◆「項目2」の追加

「項目1」には、機関紙誌の発行事業見出しのように費目をさらに小分類できるものがあります。
ここでは、「項目2」を追加する手順について説明します。

[メインメニュー]画面[補助簿設定]をクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法06拡大

「項目2」を追加する「項目1」を選択します。


!ポイント

「項目1」、「項目2」の見出しを追加できる項目は水色で表示されます。「(2)政治資金パーティー開催事業」を除いた水色の「項目1」には、「項目2」を追加できます。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法15拡大

画面の上部にある[選択位置の見出しを追加]ボタンをクリックします。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法16拡大

「項目2」に付ける名称を「見出しの名称」欄に入力し、[実行]ボタンをクリックすると、指定した名称で「項目2」が追加されます。

スクリーンショット:補助簿を使用する方法17拡大

補助簿を使用する方法についての説明は以上になります。